NZXT Function Mini TKLのレビュー
また更新間隔が空いてしまいました。
今回は、最近買ったNZXTのキーボードを大変気に入ったので、紹介したいと思います。 NZXTって有名なブランドと思いますが、Amazonや価格.comのレビューが全然ないです。 海外のレビューがほとんどですが、評判は良さそうだったので購入しました。
NZXTとは
すでにPCケース等で十分に有名かと思いますが、一応紹介します。
「NZXT」はアメリカの企業で、カスタムPCケース、冷却システム、関連アクセサリーを製造しており、特にゲーマーやPC愛好家に人気です。彼らの製品はユニークなデザインと高い品質で知られています。
自分はこのキーボードから入ったのでレアケースと思います。 自作PCではいつもかっこいいケースだな、と感じつつまだ購入したことはありませんでした。 ちなみに、現在はLian Li Alpha 550という激重の3面ガラスのケースを使用しています。
NZXTのキーボード Functionシリーズ
NZXTの「Function」シリーズとは、メカニカル構造の機械式キーボードです。このシリーズにはフルサイズ、テンキーレス(TKL)、MiniTKLなどの異なるサイズがあり、カスタマイズに重点を置いて設計されています。 MiniTKLブラックの価格は¥10,700でした。 優先のみでMiniTKL以外にはリストレストが付属します。 アメリカで購入する場合はすべてカスタマイズすることができ、軸やケーブルの色を指定してオーダーできます。 国内代理店はタイムリーで、Gateron pro赤軸と黒の編み込みケーブルが付属しています。 筐体はホットスワップに対応していて、5pinタイプのCherryMX互換の軸と交換することができます。 timely.ne.jp
レビュー
気に入ったので、ホワイトとブラックの両方を購入しました。 既にどちらもキーキャップは交換済みです。
まず、デザインが非常にかっこいいです。白筐体に黒のキーキャップはモダンです。 黒筐体に黒のキーキャップも落ち着いたデザインで道具としてのかっこよさがあります。 筐体表面はアルミプレートをマットに塗装したもので、高級感があります。 また、白を選んでもプラスチックと比較して焼けや黄ばみに強そうな点も良さそうです。 白を選ぶときにそれが原因でためらうことが多かったので助かります。
左側面に以下の機能があります。
- ボリュームノブ
- ミュートボタン
- Winキー無効ボタン
- RGB光量調節ボタン
ゲーミング用途や一般用途でも役立つ機能が有り、ボリュームノブはデザイン的にも良いアクセントになっています。 多機能でボタンがたくさんあっても使いこなせないので、上記ボタン量が自分にはちょうど良いです。
価格帯はFILCOのMajestouchシリーズ(有線)と同等か少し安いくらいの価格帯の製品かと思います。 白のほうが人気のようで、オンライン価格が若干高い傾向です。 黒の場合はMiniTKLであればAmazonで約1万円で購入できます。 安くて中華メーカー以外のメカニカルキーボードでホットスワップ対応となると、なかなか市場に無い製品です。
打鍵感はGateron赤軸でスムーズです。若干大きめの反響音が鳴ります。 キーキャップはXVXのキーキャップに変更していますが、標準はABSなのでテカリがあります。
カスタマイズ
キーキャップ
キーキャップは上の画像のように、XVXのPBTキーキャップに変更しています。
側面印字だと、印字が目立たなくてスマートな印象と思います。
キースイッチ(軸)
軸は標準がGateron Pro 赤軸で、白は自宅でゲームにも使用するのでそのまま運用しています。
黒はEPOMAKER Sea Salt リニア メカニカル軸に変更しています。 赤軸よりはほんの少し打鍵感があり、しっとり感があるように感じます。 こちらの方がコーディング時に気持ちが良いので研究室で使っています。 ホットスワップだとこのあたりを好みに変更できるのが良いです。 個人的には、e元素やYunzii等のように筐体が安すぎると、ホットスワップ対応でも気分が乗らない(わざわざ自分用にチューニングする気が起きない)ので、そのベースとしてちょうどよい値段と感じました。
NZXT CAM
NZXTの管理ソフトウェアでRGBやキーの変更ができます。 キー変更できる自由度が高く、変更やスワップができないキーが少ないのが良いと思います。 以前ROCCAT VULCAN Mini IIを使用していたときは、Caps Lockキーに他のキーを割り当てられない点に不満がありました。 しかし、本製品では割当が可能なのでESCを割り当てています。
特に気に入った点
特に気に入った点をまとめます。
- デザイン:ゲーミング過ぎず、でもLEDもあってゲーミングぽくできる。特にアルミ白筐体がかっこいい。左側のボリュームノブのアクセントも。
- キーマップの自由度が高い:sshやWSL2でVimを使うことが多いのでコーディング中はCaps Lock→ESCにしたい。
- テンキーレス:テンキー不要。コンパクトだがFunキーは独立の75%キーボード。
- ホットスワップ対応:軸を自由に変更可能。キーキャップも汎用の十字タイプ。
- サイドのボタン:ミュートやWinキーロックなど、十分な機能
残念な点
残念な点は以下です。
- 金属反響音:そこそこあります。
- 価格:求める機能によっては高いと感じる人がいるかも。無線ではなく、ラピッドトリガー対応でもない。
- ABSキーキャップ:テカりやすい。
おわりに
NZXTのケースは有名ですが、キーボードのレビューがあまりに見られなかったので今回レビューして見ました。 今回でNZXTというブランドをめちゃくちゃ気に入ったので、次のPCケースはNZXTにしたいと思います。 RazerやLogicool等の他の大手ブランドのキーボードほどの知名度はありませんが、物は良いので今後も展開していってほしいと思います。
NZXTのアンバサダーの動画しか見つからないキーボードのレビューでした(笑) ただの備忘録ブロガーですが、自分もNZXTのアンバサダーにしてください…。