最近、今さらですがSIGMA DP1というデジカメを買って、写真を撮りたい熱が高まっています。
ただ本格的なカメラ好き、写真好きというわけではありませんので、ほんとに気が向いた時に数枚撮る程度です。
自己満足ですが今回の内容の最後に貼ります。
それでは、今回の内容はManjaro Linuxに関してです。
WPS-officeのインストールに失敗
同じManjaro Linuxを使っているノートPCの方ではうまくインストールができたにもかかわらず、研究室のデスクトップPCではインストールに失敗します。
理由がいつも「スペースがありません」的なことを言うのですが、容量はたんまり(約40GB)あるはずです。
inode数の枯渇
そこで、まず行き着くのが「inode数の枯渇」によるエラー。
inode数というのはファイルが作られる際にその分作られて、上限が決まっているという厄介なもの。
Linuxではそういう仕様上仕方ないようです。
これはファイルを削除してinode数を減らすしかありません。
ただ、上述したようにこのLinuxとほとんど同等のソフトをインストールしているノートPCでは問題なくインストールできたので、これが原因というのも少々懐疑的でした。
tmp/の容量
そして、しばらくインストールを諦めていたものの、最近ふと調べると海外のコミュニティに同様の症状が乗っていました。
それは、yaourt ではインストール時にダウンロードしたファイル類をtmp/に置いて解凍・ビルドするのですが、このtmp/の容量は積んでいるメモリの半分までと限度が決められており、WPS-Officeなどの大容量ソフトをメモリ4GBしかないこのデスクトップマシンで準備するには破綻してしまう、と。
研究室で使うPCがメモリ4GBしかないのはどうなんだ、という問題はさておきまして、
解決方法としては、tmp/をマウントして、ハードドライブ上の容量を使えるようにしてやるといいみたいです。
以下にコマンドを載せておきます。
tmp/をマウント
$ sudo systemctl mask tmp.mount
このあと再起動すると適応されています。
ソフトをインストール
元に戻す
$ sudo systemctl unmask tmp.mount
このあと同様に再起動。
これで戻ります。
もちろんメモリを増設することでも解決すると思います。
Windowsが重くなったから古いスペックのPCをLinuxにしたって場合だと、たまに起こるかもしれない問題ですね。
とりあえずこれでMicrosoft Officeとほとんど同等の使い勝手のWPS-Officeが使えるようになりましたので、
個人で使用する範囲内では活用していけそうです。
共有は形式を崩してしまうのが怖いので、気が引けますね^^;
撮った写真です。