最近 Python GUI として Kivy ばっかり使ってたんだけど、どうも細かなことが設定しづらくてやめてしまいました。
知人の Excel を苦手とするために機能を制限した表計算と結果のPDF化ソフトを作っていたのですが…
ひさしぶりに自分の GitHub を見返すと、今年の夏頃に Eel という Python GUI ソフトを使っていたので、そこに回帰するはめになりそうです。
Eel の良い点は以下にあります。
qiita.com
個人的に良いと思う点はこれらです。
- Python と HTML だけで書ける
- クロスプラットフォーム(Linux, Windows, Mac)
- HTML で装飾できるので、モダンな見た目が可能
- Pyhton のデータ解析を可視化するのに便利
悪い点は、裏でBottle(サーバ)を動かしてブラウザでアクセスしてるので無駄な処理感がある点です。
でも、まあそれは Electron にも言えることなので。
今後 Eel から Apk が作れるようになると良いのですけど(需要があるかは別として)。
Monaca とやってることは近いから無理では無い気がしますが。
最後に、以前 Eel と Plotly.js を組み合わせて作った csv 可視化ソフトを貼っておきます。
Kaggle かなにかの Mobile price CSVデータを授業で可視化するために作りました。
Plotly には Plotly Dash というGUIもあるのですが、細かな処理が使いにくく感じていたので。
誰かが可視化をサクッと終わらせたいときにお使いください。
github.com
使ったデータこれでした。
Mobile Price Classification | Kaggle