Harukaのnote

Linuxやプログラミング,写真,旅行等の記録帳

OpenSUSEでASUS TAICHI 21の背面タッチパネルを無効にする方法

OpenSUSEでASUSTAICHIの背面ディスプレイに悩まされたので、オフにする方法を残します。

ASUS TAICHI

ウルトラブックが流行り始めた頃にできた変態(変体)PCです(笑)
こんな独特なPCですが意外に性能は
CPU:CORE i5
メモリ:4GB
SSD:128GB
ディスプレイ:11インチ 両面FHD 背面タッチパネル
両面用いた簡易プレゼンやタブレットモードとして使用可能
そこそこ軽量
安い(これは購入時在庫ラスト1つで65000円ほどでした)
と、満足のいくものでした。
ただし、電池持ちが6時間(実際は作業で2時間)程なのが辛かったですが…。
ASUS TAICHI 21 | ノートパソコン | ASUS 日本
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ただし、これを開発のためLinuxWindowsのデュアルで用いると、
・ 容量が厳しい(128からリカバリ容量引かれたうえにWindowsが使ってなくても70GBは要求してくるので…)
・ Linux側では背面画面はタッチセンサのみ有効(むしろ画面のみ有効のほうが助かる…)
という問題が発生します。

今回は、背面タッチパネルが反応して急にマウスカーソルがいなくなるのを防いでみました。
Linuxに精通してる人には簡単なことなのでしょうが、駆け出しLinuxユーザーの私には海外サイトでも記事が少なく(何しろ変態PCなので)厳しかったので、備忘録として残します。

OpenSUSEで設定ファイルの変更

ターミナルを立ち上げます。

$ sudo vim /etc/X11/xorg.conf.d/10-evdev.conf 

を打ちます。
ファイルを以下のように編集します。

Section "InputClass"
        Identifier "evdev touchscreen catchall"
        MatchIsTouchscreen "on"
        MatchDevicePath "/dev/input/event*"
        Driver "evdev"
        Option "Ignore" "on" # <== 追加
EndSection

保存して閉じます。
再起動します。
終わりです。

その他

TAICHIのディスプレイとLinux

TAICHIではLinuxをインストールした際、背面ディスプレイは表示されませんが、動作はしているものと認識され、接続されます。
すると、カーソルが映らない背面側に行くと、見失います。
なので、早めに設定のディスプレイからオフにしておいた方がいいです。
辛いのは、設定のウインドウが背面側に出てしまうときです。
私は無理やり勘で引っ張ってきました(笑)

ちなみに、しれっとOpenSUSEに変えてます。
Manjaroから乗り換えました。ひと月ごとにManjaroとSUSEを行き来してます。